「近くのクレープ屋さんが気になる」から始まった外出レク
今回の行き先は、スタッフと利用者さんの「近くにあるクレープ屋さんが気になる」という声から決まりました。普段の作業の中で出てきた小さな会話をきっかけに、実際に行ってみる。そうした身近な希望を形にできることも、ALOHAのレクリエーションで大切にしていることのひとつです。
最近は雨の日が続いていましたが、当日はお天道様が味方してくれたような、気持ちのよい晴れ。出発前から自然と会話が弾み、外に出る準備の時間にも少し特別感がありました。
体調に合わせて、参加するかどうかを選べます
ALOHAのレクリエーションは、全員が必ず参加しなければならないものではありません。その日の体調や気持ちに合わせて、外出するかどうかを選べるようにしています。
外に出ることが気分転換になる日もあれば、静かに過ごしたほうがよい日もあります。だからこそ、レクリエーションは「無理に頑張るイベント」ではなく、「行けそうなら参加してみる」「行ってみたい気持ちを大切にする」時間として設計しています。安心して選べることが、楽しさにつながると考えています。
メニューを見ながら、一緒に悩む時間
お店に着くと、まずはメニュー選び。甘い系にするか、ご飯系にするか、飲み物も一緒に頼むか、プリンも気になるか。選択肢が多いからこそ、スタッフも利用者さんも自然と相談しながら決めていきました。
吟味した結果、この日は全員がご飯系のクレープを選び、飲み物やプリンもそれぞれ購入。クレープ以外のメニューも豊富で、気づけば全員の両手がふさがっているような状態に。クレープと飲み物を大事そうに持つ姿が、とても印象的でした。
事業所に戻って、机を囲んで味わいました
購入したクレープと飲み物を持って事業所へ戻り、机を囲んでゆっくり食べました。外で買ってきたものをみんなで広げるだけで、いつものスペースが少し違う雰囲気になります。
食べながら話題になったのは、次のレクリエーションで何をしたいかということ。「スイカ割り」「フルーツポンチ」「海に行く」など、さまざまなアイデアが出ました。できるかできないかを先に決めるのではなく、まずは「やってみたい」を出し合う。そんな時間になりました。
やりたいことを気軽に言い合える関係づくり
レクリエーションの良さは、ただ楽しい時間を過ごすことだけではありません。普段の作業中とは違う表情が見えたり、何気ない会話からその人の好きなことが分かったり、スタッフと利用者さんの距離が少し近くなったりします。
今回も、外出中や食事中にいつもより自然なコミュニケーションが生まれました。参加した利用者さんからは「美味しかったし、楽しかったです♪」という声もあり、お腹だけでなく心も満たされる時間になったように感じます。
「これを言ってもいいのかな」と構えずに、やってみたいことを気軽に話せる。ALOHAでは、そんな空気を日々の中で少しずつ育てていきたいと思っています。
ALOHAが大切にしているレクリエーションの意味
レクリエーションは、作業の合間の単なるお楽しみではなく、生活リズムや人との関わり方を整える大切な機会でもあります。外へ出て季節や天気を感じること、目的地まで歩いてみること、メニューを選んで注文すること、感想を言葉にすること。その一つひとつが、日常の経験として積み重なっていきます。
もちろん、毎回大きなイベントをする必要はありません。近くのお店に行く、みんなで食べる、次にしたいことを話す。そうした小さな体験の中に、リフレッシュや社会性、ストレス軽減につながる要素がたくさんあります。
これからもALOHAでは、利用者さんの体調や気持ちを大切にしながら、無理なく参加できるレクリエーションを企画していきます。次はどんな「やってみたい」が形になるのか、スタッフも楽しみにしています。